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7月第4週に読んだ本(まとめ) [既読一覧]

『勝ちきる頭脳』 井山裕太 2017/02
『きみに努力はいらない』 桜井章一 2016/07
『ためない練習』 名取芳彦 2016/02
『悩み抜く力』 小林弘幸 2016/01
『みんなの知らない世界の原子力』 海外電力調査会 2017/03

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勝ちきる頭脳 [読書メモ2017]

『勝ちきる頭脳』 井山裕太 2017/02

勝ちきる頭脳
著者はプロ囲碁棋士。 勝負に対する姿勢や最近の囲碁界の様子などについての本。

 七冠を崩された名人戦(2016年)の第7局。この最終決戦での僕の着手・石運びが、棋士や関係者、そしてファンの間でかなりの物議を醸した(不評だった)そうです。
 20手目まで進んだところで、僕にはふと「ある手」が浮かんだのです。そこまでの手順は世界的に研究が進んでいて、その後の進行もほぼ結論が出ています。でも僕は、その「ふと浮かんだ手」にも魅力を感じました。というより打ちたくなってしまったのです。 そして「打ちたい手を打つ」という行為は、僕が自分に課している信念で、これを棋士人生の中で貫いてきたからこそ、今の僕があるのです。
 2008年、名人戦の最終局で敗れて痛切に思い知らされたことは、張栩さんと自分の間に歴然と存在する「大きな差」でした。 僕が自分を信じきれなかったのに対し、張栩さんは絶対的に自分を信じきっているという点でした。 そこで僕が自分に対して誓い、実行したのは「たとえ結果が悪くなったとしても、自分が納得できる手を打つことを徹底する」ということでした。
 そうしたうちに見えてきたものがありました。それは「リスクがあっても、最善と思う手を選択しているほうが、勝ちきれることが多い」という事実です。
 形勢不利の際には、もう一つ大事なことがあり、それは「相手に(次の)決め手を与えない」ということです。 形勢が悪いことを素直に受け入れ、嫌な状況であっても辛抱することが大切です。
 長考の時は、手を読むことに時間を費やしているのではなくて、出来上がった多くの図(数手先の配置)の中からどれを採用しようかと「迷って」いることがほとんど。
 一流と言われているプロ棋士でも、ミスはします。 ミスを認めて「どういう状況であっても、なるべく同じ心理状態で見る」ことが大切です。
 棋士ならば誰もが、自分の打った碁を並べ直し、反省を行っているはずです。この復習なくして、成長はありえません。
 囲碁で必要なのは、学業的な能力ではないのです。求められているのは、ある局面を見て「あ、以前に似た局面があったな」などと察知する能力。
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きみに努力はいらない [読書メモ2017]

『きみに努力はいらない』 桜井章一 2016/07

きみに努力はいらない
著者は元プロ雀士。 自分の人生を取り戻す方法を教える本。

 幸運というのは不思議なもので、つかまれるのを実に嫌がる。欲を出してつかもうとすると、すぐに逃げていってしまう。
 親が子供に「勉強しなさい」「努力しなさい」と言うのは実に簡単なことだ。そのせいか、こうした安易な言葉を吐き出す大人がそこら中にいる。これとは反対に、「こんなふうに生きなさい」と諭し、実際に自分がお手本になって生き方を見せることのできる大人は非常に少ない。
 若い人の中には、「自分に自信がない」と悩んでいる人が多いらしい。しかし、自信がなくても、別に心配することはない。自信をつけるために努力をするのはやめて、代わりに、心に少しだけ余裕を持つようにしたらどうだろうか。余裕が持てるようになると、考え方から行動まで見違えるように変わっていく。
 どうしても人と比べたいのであれば、昨日、1年前、10年前の自分と比べてみることだ。
 木々はまったく動きもせず、1ヶ所に留まりながら、大きな役割を担っている。努力をしているような素振りを見せることもなければ、見返りを求めることも一切ないのだ。木々のような生き方は、本当に清々しいなと感心する。
 問題は、衣食住の心配が無くなった時点からその先をどう生きるかである。
 自分の会社だけが世界のすべてであると思い、それ以外の世界を見ることができなくなるのは実に危険なことだ。
 遊びを低次元のものと思っている人がいるが、成長するための根源であると言っていい。
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ためない練習 [読書メモ2017]

『ためない練習』 名取芳彦 2016/02

ためない練習: 大事なものだけ残していく、人生のヒント (知的生きかた文庫)
著者は元結不動・密蔵院住職。 物・事にとらわれないという、仏教的訓話集。

 私たちは、一度何かを手にすれば、それを失うのを恐れます。それが仏教でいう執着(しゅうじゃく)につながります。
 古人は「愚人の財をむさぼるは、蛾の火に赴くが如し」と戒めました。
 引越し後もしばらく段ボールの梱包を解かなくても生活できます。その経験から、人が暮らしていくのにはそれほど多くの物はいらないということを学べば、この先の人生で大いに役に立ちます。
 欲しがらなくてはいけないのは、物ではなくそれを選んだ人のセンスです。”自分に合っている”と見抜くセンスなのです。そのセンスがないのにやみくもに欲しがっても、不釣合いなだけ。
 「何でも欲しくなる」のは、自信がないから。
 期待を別の言葉で言えば”自分の都合”です。仏教の考え方では、苦=都合通りにならないこと、です。 期待が多いほど苦が増え、期待が大きければ苦も大きくなります。
 値段割る使用回数を考えたほうがいい物は、ほとんどがレンタルされている物というのが我が家の結論。レンタルされていれば、使用頻度の割りに高い物なのです。
 床に置いた物は、他のガラクタを磁石のように引き寄せ、積み上げる強力なパワーを秘めています。そして、いつの間にか部屋は倉庫になります。そのために、床には物を置かないほうがいいのです。
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悩み抜く力 [読書メモ2017]

『悩み抜く力』 小林弘幸 2016/01

悩み抜く力 うまく悩んで成功をつかむ人、ヘタに悩んでつまずく人
著者は順天堂大学医学部教授。 悩み方のコツを教える本。

 人生を成功や幸せへと導いていくには悩み方のコツをつかむことがカギ。 一流のアスリートやアーティストは、悩みから逃げることなく、徹底的に向き合っていく。
 一流の方々がそれぞれの分野で登りつめることができたのは、「悩みを放置しない」「悩みにはとことん向き合う」「小さな問題もおろそかにしない」といった「悩み方のコツ」を心得ていたから。
 悩み方を変えれば、人は変わる。
 (悩みの)悪循環を脱出するカギは「攻めること」。
 心や体のコンディションが乱れるのは、自律神経が乱れるから。自律神経のバランスはどういう悩み方をしているかによって大きく左右される。
 悩み方は「頭の中の片づけ術」。中途半端はいけない。自分の中で納得感が得られるまで、とことん悩み抜く。
 悩みを片づけていくための3つのスキル。①優先順位をつける ②時間をかけない ③問題点を書き出す。
 悩みの内容を具体的に書き出してみると、そもそもいったい何が問題であって、どういう解決方法が適切なのかといったことが見えてくる。
 「悪い流れ」から「いい流れ」へと流れを変えるカギは、「自律神経」と「悩み方」。 自律神経を整える極意のひとつは「準備をやり抜くこと」。
 悩み抜く力が高い人は、生涯病気知らずで健康体のまま、長生きができる可能性が高い。
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みんなの知らない世界の原子力 [読書メモ2017]

『みんなの知らない世界の原子力』 海外電力調査会 2017/03

みんなの知らない 世界の原子力
著者は海外の電気事業の調査研究や交流を行う非営利組織。 海外の原子力発電の現状を調査した本。

 原発の問題は世界中で30年以上も昔から国民的な議論が続けられている。スウェーデンでは1980年に国民投票が行われ、原発をやめると決めた。しかし、その後もCO2の増加や電力料金上昇への懸念から脱原発政策を見直し、結局37年経過した今でも原発を使っている。
 ドイツは2011年の福島原発事故後に脱原発(2022まで)を決定した。しかしその後、電力不足や料金上昇の懸念で原発の運転期間を2034年まで延長した。 ドイツはもともと石炭資源の豊富な国で、エネルギー自給率38%。日本は6%。
 イタリアはチェルノブイリ事故で脱原発を決定。80年代後半には全ての原発が停止。電力が足りないので、14-16%をフランスやスイスから輸入している。国際送電線の限度すれすれまで使用しており、全国的な大停電を起こしている。
 ベルギーは2003年に脱原子力法が成立。原発の寿命を40年とした。しかし2014年冬の電力不足を経験し、停止予定だった原発の10年間の運転延長を決めた。
 フランスは原発比率が78%。世界一の原発の発電比率。おかげでエネルギー自給率50%。最近の世論調査では80%が原発を支持。
 イギリスは2000年代に北海油田の生産量が減少し、2004年にはエネルギーの純輸入国に。現在の自給率は56%。3.11後も原発推進は変わらず。世論調査で、賛成36%、反対23%。
 ロシアは原子力開発に賛成する人が58%、反対28%。
 チェルノブイリ(86年に大事故)のあるウクライナは現在も15基の原発が運転している。原発比率が48%、火力が46%。
 米国には99基の原発があり、世界最大。原発比率は過去30年に渡って20%前後で推移。
 中国の電力消費量は2010年に世界一。原発も急増中。
 1980年代後半(チェルノブイリ後)から現在まで、世界の原発の数はほぼ一定のまま。 福島原発事故後(2011-2016年)、世界の原発は39基作られ21基廃炉になった。
 主要43カ国で原発を使っていないのは19カ国。エネルギー資源が多い国(ノルウェー、オーストラリアなど)や電力を輸入している国(ギリシャ、イタリアなど)を除くと、純粋に原発を使っていないのは2国(イスラエルとチリ)のみ。
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7月第3週に読んだ本(まとめ) [既読一覧]

『もしもトイレで地震にあったなら』 やざきせいざう 2010/11
『株式投資の学校[チャート分析編]』 ファイナンシャルアカデミー 2017/04
『遅読家のための読書術』 印南敦史 2016/02
『経済ニュースの「なぜ?」を読み解く11の転換点』 田村賢司 2017/06
『人間はだまされる』 三浦準司 2017/06
『ストーカーの時代』 ブラン・ニコル 2017/06

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もしもトイレで地震にあったなら [読書メモ2017]

『もしもトイレで地震にあったなら』 やざきせいざう 2010/11

もしもトイレで地震にあったなら
著者は図書館司書、温泉マニア。 図書館と温泉などについてのエッセー。

 この朝は幸いにも便意をもよおし、下腹部のプルプル感がその後の爽快感を予兆させている。このまま気張れば一気にすべてを、と腹筋に力を入れかけたまさにその時、またもや”ぐらり”と揺れた。 「こんな時、出してしまうべきでしょうか、引っ込めるべきでしょうか?」 思わず頭の中で、生協の白石さんに「ひとことカード」を書いた。
 図書館員は他の図書館を見学する時に、書架の間に入ったとたん、棚整理を始める人が何人もいる。もちろん、私もその一人。それはもう習慣というより図書館員の性(さが)かもしれない。これは一種の職業病であろう。 さて、この書架整理病も図書館でやっている分にはいいが(いや、よくないか)、書店で発症してしまうようになると困ったことになる。そこまで症状が進むと依存症で、書架を整理したくてどうしようもなくなる禁断症状が出てしまう。
 2001年1月31日、私の勤務する大学図書館で大便事件があった。不特定多数が利用する公共図書館では珍しくないそうであるが、大学図書館は入館ゲートがあり、利用者カードがないと入館できないところが多い。入館者が限定される大学図書館では、この手の事件はあまり例がない。 地下室に至る階段踊り場に”大”らしきものがあるとの通報。直ちに出向くとカーペットの上に確かに「らしきもの」があった。違和感を感じたが、しばらくして理由が分かった。大にしてはあるべきはずの紙がなかった。犯人は尻を拭かずに帰ったのだろうか。
 図書館前の浅い池の鴨に名前をつけようということになった。ワールドカップの最中である。一羽はすぐ「ベッカモ」と名付けられたが、問題はもう一羽。あれやこれや考えた末、つけられた名前が「ロナウド・ダック」。
 私が唯一食べられないものがある。「ワンタン」だ。 私が生まれ育ったのは信州の片田舎の農家だった。当時の農作はまだ化学肥料などもなく、畑に有機肥料をそのまま撒いていた。要は人糞だ。 畑に撒かれた有機肥料は溶けきらない紙が白く残り、少し離れた場所からそれがまるで「ワンタン」のように見えた。
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株式投資の学校[チャート分析編] [読書メモ2017]

『株式投資の学校[チャート分析編]』 ファイナンシャルアカデミー 2017/04

さらに確実に儲けるための売り時・買い時が学べる!  株式投資の学校[チャート分析編]
著者は2002年設立の独立系ファイナンシャル教育機関。 チャートの見方を教える本。

 株価チャートを利用するいちばんの理由は、3-7年に一度訪れる株式相場の暴落局面に対して備えるため。
 ナンピンを行う場合には、底打ちを確認してからの順張りスタンスで行った方が良い。ナンピンする時の株数は多い方が成功する確率が高い。
 ボリンジャーバンドの3σに収まる確率は99%。バンド幅が一定(もみ合い)の時はスクイーズ、幅が拡大するときはエクスパンジョンと呼ばれる。
 一目均衡表の転換線と基準線は時間軸の異なる移動平均線のようなもの。代表的な買いサインは、①株価が雲を上に突き抜け ②転換線が基準線を上に突き抜け ③遅行線が26日前の株価を上に突き抜け。
 上昇トレンドでは順張り押し目買い、下落トレンドでは逆張り(の買い)スタンスの取引を行う。
 新興市場銘柄や中小型株のように値動きが大きい銘柄の場合には、トレンドライン分析でトレンドに変化がないか常に確認していく。
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遅読家のための読書術 [読書メモ2017]

『遅読家のための読書術』 印南敦史 2016/02

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣
著者は書評家、ライター。 遅読家とは熟読の呪縛にとらわれている人であるという本。

 スマホでSNSやウェブニュースを見るようになって以来、圧倒的な量の情報が洪水のように流れ込んでくるので、ほとんどの人が「真剣に読まない習慣」をここ数年で身につけてきている。
 じっくり読み込んでも「忘れること」は忘れる。読むスピードと理解度・記憶は、まったく比例しない。
 読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにある。
 「本を速く読める人」と「遅くしか読めない人」がいるのではない。「熟読の呪縛から自由な人」と「まだとらわれている人」がいるだけ。
 「本を読みたいのに、なかなか読めない」という人は、読書を「生活のリズム」の中に組み込むことに失敗している。
 読書を習慣化するうえで重要なのは、「速く読める本」をたくさん読むようにすること。
 「1日で1冊読みきる」のが理想的。 すばやく読んだほうが、本のポイントがしっかりと記憶に残っていることが多い。
 読書のゴールデンタイムは「朝(寝起き)」。
 本を読みながら引用リストをつくり、その中から最高の1行を選び出す。 たった1つの文に読書の神は宿る。
 読み飛ばすなら「小見出し」単位。 読む目的が明瞭だと、うまく流し読みできる。
 3ヶ月ごとのペースで書棚をメンテナンスする。
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