So-net無料ブログ作成
検索選択

がんは働きながら治す! [読書メモ2017]

『がんは働きながら治す!』 中川恵一 2017/01

がんは働きながら治す!  一億総活躍社会のためのがん教育
著者は東大医学部附属病院放射線科。 日本人のがんに対する間違った認識を正そうという本。

 がんと診断されると、その患者さんが1年以内に自殺するリスクは23.9倍。これは、がんは痛い病気、こわい病気だという負のイメージが大きいからで、原因の多くはテレビにある。テレビドラマでは、がんにかかった主人公たちは必ず死んでしまいますから。
 「がん全体で6割が治り、早期であればほとんど完治する」ということを、テレビをはじめマスコミはしっかり伝えていただきたい。
 がんは不治の病だというイメージもあって、がんと診断されただけで会社を辞めてしまう人は多い。
 生涯でがんに罹患する確率は、男性63%、女性47%。 70歳まで雇用延長ということになると、5人に1人ががんに罹患する。
 日本人のがんによる死亡率は米国の1.6倍。
 日本における高齢者の就業率は20.1%と先進国で最も高い水準にある。就業者総数に占める高齢者の割合は10.1%。
 喫煙はがんの最大リスク。飲酒は煙草に次ぐ発がん原因。
 先進国の中で、がんが減り続けている欧米に対し、日本だけが増えていることの背景に、国はもちろん、企業も個人もがんのことを知らなさすぎるということが挙げられる。日本のがん検診受診率(30%)は先進国の中で最も低い水準。
 2017年からようやく全国の小中学校で「がん教育」がスタートする。
 がん治療は一種の情報戦で、正しい情報を手に入れるかどうかが治療の成否を左右する。初回の治療が鍵で、病院選びが大事になる。インターネットでは情報が溢れているため、正しいものを見分けるのは容易でない。信頼できるのは国立がん研究センターに代表される公的な組織が運営しているサイト。
 (検診で)現在のところ日本で有効性が証明されているのは「5がん検診」だけ。5がん検診:胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL: