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緑のトマト [読書メモ2017]

『緑のトマト』 本間洋 2017/05

緑のトマト デジタル時代の経営者へのメッセージ
著者はNTTデータ代取副社長。 いかにしてITを企業に取り入れるか紹介する本。

 企業の経営課題としてよく挙げられるのが「イノベーション」と「グローバル化」。デジタルはこの2つの経営課題を一気に解決できる。
 従来は「受け身だがきっちり遂行できる人」のほうが、IT部門では評価されていた。しかしデジタルでは「失敗することもあるが、自らチャレンジできる人」がより求められる。
 米国ではIT人材の7割がユーザー企業に所属する。一方日本では、7割がITベンダー側にいる。 日本企業では、もともとIT要員が少ないため、デジタルで求められる技術がわかる人材を(企業の)IT部門に求めても、構造的に難しい。
 ネットとリアルの間で、消費者の奪い合いが起きているといわれる。とはいえ今日でも、リアルでの物販が全体の9割以上。国内物販のEC化率は2015年で4.75%にすぎない。
 最近3つのGoが世界を驚かせた。任天堂のポケモンGo、グーグルのアルファGo、そしてアマゾンGo。アマゾンGoはコンビニ型のリアル小売店構想。 アマゾンは、膨大なデータから消費者も既存の小売業も気づいていないニーズを発見し、製造小売業に進出した。
 日本企業の業務を支える基幹系システムもカイゼン成果などを反映した結果、複雑化し、保守作業などに多くの人的リソースを取られ、ITコストも高止まりするという状況が生じている。それに対して欧米企業や新興国の企業は、経営主導で業務プロセスをグローバルで標準化するなど全体最適を推し進めてきた。
 日本企業のIT関連予算の70-80%は既存システムの維持・保守に使われている。
 従来のビジネスルールが大きく変わりつつある中、最もやってはいけないことは「ウェイト・アンド・シー(嵐が過ぎるのを待つ)」。
 表題の「緑のトマト」とは、新たな事業の柱となる可能性。
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