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先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています! [読書メモ2017]

『先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています!』 小林朋道 2016/05

先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学 (先生!シリーズ)
著者は鳥取環境大学教授。 鳥取環境大学小林ゼミの活動のエピソードをまとめた本。

 「先生!」シリーズも第10弾になった。
 ゼミ室の水槽には、5年程前にはイソギンチャクがいた。 イソギンチャクが喜ぶ食べ物をあげようと思い、肉食魚用のフレーク状の餌を一つまみイソギンチャクの口に、ぱさっとのせてあげた。 途中でフレークの取り込みはぱたっと止まり、ヒトが腹痛でお腹をかかえるような様子で、体が少し曲がってきた。そして次の日、イソギンチャクは触手を閉じたまま体が傾き、ついには岩の上で溶けるようにして逝ってしまった。
 それから約5年たち、もう一度イソギンチャクを、という話になった。 学生たちは、餌をやらねばと考え、話しあったらしい。出した結論は、肉食魚の餌のペレット。 ペレットを与えられたサンゴイソギンチャクを、私がはじめて見たとき思ったことは、・・「学生たちの勝ち」であった。
 私がユビナガコウモリの体毛の中から見つけた虫は、ケブカクモバエ。脚は6本あり、顔らしきものはなく、眼も見当たらなかった。じつは、翅(はね)や頭部をほとんど失ったハエである。ケブカクモバエはほぼ一生をユビナガコウモリの体毛のなかで過ごす。観察すると、見事に「手すり」「足すり」をする。
 ユビナガコウモリはそれはもうかなりニオイ認識能力が高い。 基本的に彼らは、洞窟の中で、同種同士で寄り集まる。そんな同種同士の集団形成にはニオイによる同種の認定が一役買っている。 ユビナガコウモリは自分のニオイと、同種他個体のニオイを識別できる。識別して、ほぼ例外なく、自分のニオイ源のほうへ近づいていく。
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