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電子マネー革命がやって来る! [読書メモ2017]

『電子マネー革命がやって来る!』 安達一彦 2017/04

電子マネー革命がやって来る!
著者はインテリジェントウェイブ創業者。 各国の電子マネー関連の開発・普及度合いなどについての本。

 アップルペイは国内の決済サービスとしてSuicaなどの電子マネーを必ず通すことになった。一方ロンドンの地下鉄などでは、アップルペイに登録されたクレジットカードのまま改札を通過する。つまり欧米はクレジットカード中心、日本ではサーバー型電子マネー中心のサービス。 今回のアップルペイは日本独自のガラパゴス仕様。
 アップルペイへの対応によりSuicaは「サーバー型電子マネー」に生れ替わった。
 2015年の消費者市場全体の19.5%がキャッシュレス(電子マネー、クレジットカード、デビットカード)で決済された。 既に現金比率が20%までに低下したスウェーデンなど北欧諸国と比べれば、日本はフィンテックと呼ばれる金融サービスの視点からは後進国。
 中国人観光客の爆買い商品の多くは、中国においてECサイト(タオバオ)で転売されていた。
 アップルペイやサムスンペイは中国市場ではアリペイなどに歯が立たなかった。 NFCチップを搭載したアップルペイは値段の高いポス端末を小売店は必要とする。一方アリペイはQRコードを読み取らせればそれで決済は終わり。さらにMMF預金金利がつく。
 (ブロックチェーン方式の)仮想通貨はサーバー型電子マネーの一つの変形であるとも考えられる。
 ケニアはフィンテック決済の最先端の国。ケニアのGDPの87%に相当する送金がサーバー型電子マネー「エムペサ」によりなされた。
 スウェーデンの主要銀行では過半数の支店で既に現金の取扱いを停止している。 デンマーク政府は2030年までにキャッシュレス社会を実現すると宣言している。
 Edy、nanaco、WAONなども早晩、サーバー型電子マネーへの移行を余儀なくされるだろう。
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