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未来に先回りする思考法 [読書メモ2017]

『未来に先回りする思考法』 佐藤航陽 2015/08

未来に先回りする思考法
著者は(株)メタップス代取社長。 現代の変化のスピードに適応した思考法を教える本。

 未来を見誤る原因は「思考法」にある。人は、今目の前で起きていることからしか将来のことを考えることができない。しかし、現在の景色という「点」を見て考える未来予測はだいたいにおいて外れる。
 インターネットが私たちの生活を本格的に変えていくのはこれから。
 現代は変化に「先回り」した者のみが生き残ることができる時代。
 関連のない「点」でしか見えていないものが、GoogleやFacebookなどシリコンバレーの一部企業には予測可能な「線」として見えていた。
 テクノロジーの3つの本質: ①人間を拡張するものであること ②いづれ人間を教育しはじめる ③掌からはじまり、宇宙へと広がっていく。
 インターネットが様々なデバイスとつながっていくと、あらゆるデータの収集が可能になる。そしてその延長にあるのが、「意思決定の省略」。
 あと数十年の間に、人間は「全知」を実現できるところまでは容易にたどり着く。
 日本でイノベーションが起きない本当の理由は、「必要性」がないから。
 今や、社会全体の利益(公益)と企業の利益が一致しないと、企業として成長できない時代。ビジネスは必然的に「公益性」を帯びるようになり、経済と政治の境界線はどんどん曖昧になってきている。
 数十年後には「情報」の持つ価値が「資本」の持つ価値を完全に超える。
 2013年あたりから、企業家や投資家ですら技術の進歩の速さについていけなくなってきている。GoogleやAppleが投資(買収)する領域とずれてきている。
 ネット上に限らず、あらゆるものは無料に近づいていく。 社会が効率化されていけば、いずれは企業によるベーシック・インカムが可能になるかもしれない。
 自分自身の認識すらも誤っている可能性を考慮に入れた上で意思決定する必要がある。 一定の論理的な矛盾や不確定性をあえて許容しながら意思決定を行なうことが、未来へ先回りするための近道。
 直感的にうまくいくと自信が持てるようなビジネスは、当然他の人もうまくいくと思えますから、競合も大量に出る。 これまでうまくいったのは、自分も含め全員が半信半疑である事業。
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