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世界の未来 [読書メモ2018]

『世界の未来』 エマニュエル・トッド 2018/02

世界の未来 ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本 (朝日新書)

著者は歴史家、文化人類学者。 グローバル時代の民主主義などについてのインタビューをまとめた本。

 エマニュエル・トッド:核家族こそが人類の最初の家族システム。 この核家族の個人主義的な価値観は、リベラル・デモクラシーの基本的な思想につながる。 リベラル・デモクラシーは権威主義や帝国主義体制の中から生まれてきたわけではなく、むしろ古い過去から残り続けた。つまり民主主義とは残り続けたものなのです。
 (米英の)排外主義は民主主義と反対のことではなくて、民主主義の始まり、あるいは再登場の始まりなのです。
 欧州については、私はすっかり絶望しています。民主主義はすでに存在しません。欧州議会は壮大なコメディーだと思っています。
 高等教育によって、人々は平等ではないという潜在意識をともなった社会に移ってきてしまった。
 民主主義がないところというのは、EUレベルのように、人々が投票するのに、それが考慮されないところのことです。
 民主主義には、その根本において排外的で人種差別的な面があるのです。
 フランス人が抱える大きな問題は地政学的な思考の欠如です。ドイツとの関係ばかりに集中している。
ピエール・ロザンヴァロン(教授):ポピュリズムによれば、良い代表とは、権化、化身なのです。つまり、指導者とは「人民を体現した男」なのです。
 民主主義の進歩が意味するのは、今やそれを複雑化し、主権について複数の形を設けることなのです。
 今、要となっているのは行政権力。民主主義を大統領制モデルの方へと引きずっていきつつあります。
 代表性は、政党が社会を代表する役割を担っているときはうまくいった。ところが20年ほど前から政党が社会を代表しなくなった。
ヴォルフガング・シュトレーク(社会学教授):私は政治家という人たちは、みな「ギャンブラー」だと思っています。誰も未来が予測できないなかでも、これと決めて国民に公約しなければならないからです。
 ユーロ圏の平和を実現するには、「冨の再分配」が必要なのです。そうでないと、いずれドイツはEUから放り出されてしまうでしょう。


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7月第2週に読んだ本(まとめ) [既読一覧]

『働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』 漆紫穂子 2017/11

『AIは人間の仕事を奪うのか?』 松本健太郎 2018/05

『8つの化石 進化の謎を解く[中生代]』 ドナルド・R・プロセロ 2018/05

『健康の経済学』 康永秀生 2018/04

『難しいことは嫌いでズボラでも株で儲け続けるたった1つの方法』 藤本誠之 2017/06

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働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと [読書メモ2018]

『働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』 漆紫穂子 2017/11

働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと

著者は品川女子学院校長。 働く女性への助言をまとめた本。

 28歳は人生のターニングポイント。
 何かに挑戦するとき、100%の準備ができてから行動に移そうとすると、いつまでも始まらない。このようなときの合言葉は「6割でGO」。 結果として多くの失敗を経験することが、未来への投資になる。
 楽観的、悲観的、いずれにしても、自分を知りコントロールすることが大切。
 「このままでいいんだろうか」と、心がもやもやしてきたら、まずは5%、いつもの行動を変えてみる。
 「好きなこと」と「できること」の交わるところに、天職として続けられる仕事は生まれる。
 後悔のない決断はない。 決断とは、1つを選び1つを断つこと。
 お礼はして、しすぎることはない。
 優先順位よりもスピード。できることから。
 3倍を目指すとイノベーションが生まれる。
 ひと回りくらい年上の相談相手をもつ。
 人が動かない4つの理由:①情報を知らない ②面倒くさい ③責任を取りたくない ④その人が嫌い。
 休息も仕事の一つ。スケジュールを立てるときは、休みの時間から。


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AIは人間の仕事を奪うのか? [読書メモ2018]

『AIは人間の仕事を奪うのか?』 松本健太郎 2018/05

AIは人間の仕事を奪うのか?~人工知能を理解する7つの問題

著者は(株)デコム。 ITmediaで掲載されたAIに対する誤解を正そうという連載記事をまとめた本。

 万能な人工知能が生まれるまでには、2段階のカベがある。第1段階は特定領域の自律化。第2段階は、そうした自律化した無数の人工知能が組み合わさった結果の万能な人口知能。
 「人工知能とは何か」が定義できない背景が、人工知能と言ったもの勝ちという状況につながっている。
 すでに決まった正解を探す能力が「知能」。まだ正解らしい正解が決まっていなくて、実際に行動を起こさないとわからない案を考える能力が「知性」。
 昨今の人工知能に対する批判や危惧の多くは知性に対してだとわかる。未だ存在しないし、存在する見通しのないものに対して、ここまで危機感を煽るのはなぜか。
 自動化は後世にスキルが継承されないため、1度やってしまうと後戻りできない。
 新しいものを生み出すためには、古典(歴史)を理解した上で、流行を追い続けながら、何をまだ創れていないかを考える必要がある。われわれは常に学び続けなければならない。 人工知能時代に人間に必要なのはdeep learning ではなくkeep learning 。
 研究対象としての人工知能と、ビジネスに活用する人工知能は似て非なるもの。 必要なのは、課題への手法の当てはめや、課題にマッチしたデータの取得など細かくも精度の高いチューニング作業。
 機械学習のデメリットは、データ外への想像力が及ばないこと。


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8つの化石 進化の謎を解く[中生代] [読書メモ2018]

『8つの化石 進化の謎を解く[中生代]』 ドナルド・R・プロセロ 2018/05

8つの化石・進化の謎を解く[中生代] (化石が語る生命の歴史)

著者は古生物学者。 化石から中生代の生物進化を解説する本。

 中生代は2億5200万年前のP-T境界から6500万年前のK-T境界までの期間。三畳紀・ジュラ紀・白亜紀。
 最大の現生カメはウミガメで、オサガメがもっとも大きい。大きな固体は2.2mに達する。カメで最大のものは白亜紀の海生カメのアーケロン。最大の標本は4mを超える。
 オドントケリスはカメとそのほかの爬虫類の中間に位置する。腹側には完全な骨質の甲羅があるが、背側には丈夫な助骨があるだけで、甲羅(背甲)がまったくない。「甲羅が半分のカメ」なのだ。 もう一つの特徴としてオドントケリスには普通の爬虫類の歯があった。
 じつは脚を失うのは、変化の中ではもっとも簡単な部類だ。爬虫類が脚を喪失した例はヘビに限らず、ミミズトカゲやスキンク、アシナシトカゲなど、すべて独立に進化した。脚の喪失が簡単なのには単純な理由がある。遺伝子が脚を発達させる命令を切りさえすれば、脚は消えてしまうのだ。四肢を失う真っ最中の化石ヘビが見つかる可能性はきわめて低い。ヘビは繊細な骨からできているため、ほとんど化石にならない。
 そうした困難をよそに、中期白亜紀の岩石から発見されたアドリオサウルスは、きわめて小さな機能しない前肢と、完全に機能する後肢を持っていた。その次に来るのは、前肢は失って、機能しない小さな後肢を持つ多種多様なヘビだ。
 魚竜は収斂進化によってイルカやクジラによく似た形をしているにもかかわらず、爬虫類であることがすぐに確認された。魚竜は体内受精の後に子供を産む胎生であり、陸に上がって卵を産んではいなかった。ほとんどが3-5mの大きさだったが、クジラサイズのものもいた。ショニサウルスは約15mあった。
 完全な骨格が知られている最も大きい恐竜はギラッファティタン(ブラキオサウルス)。22.5m、30-40トンに達する。これより大きな恐竜の骨も見つかっているのだが、数少ない部位をもとにしたサイズの見積もりには問題が多い。信頼を持ってサイズを見積もるのに十分な骨が発見されている最大の標本はアルゼンチノサウルスだ。長さ30-35m、重さは50トンとされている。


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健康の経済学 [読書メモ2018]

『健康の経済学』 康永秀生 2018/04

健康の経済学ー医療費を節約するために知っておきたいこと

著者は東京大学大学院医学系研究科教授。 日本の医療の問題点を指摘する本。

 日本の国民医療費は年間40兆円を超え、GDPの8%を超えた。 医療の無駄は、薬の使いすぎ、検査のやりすぎ、多すぎる病院など。 過去にはうまく機能していた制度・慣習が、今となっては古くなり、無駄を生む元凶になっている。 医療を取り巻く環境変化に対し、医療制度が変わるスピードが遅い。
 日本は人口当たりのCTの台数が突出して多い。アメリカの2.5倍、イギリスの13倍。しかしCTの人口当たりの検査回数は、日米で大差ない。つまり日本のCTは稼働率が低い。
 必要でない検査を減らそうという動きは、アメリカで活発。
 かぜの患者またはその家族の2割が「適応外であっても抗菌薬の投与を希望する」。また6割の医者が「(効果がないと)説明しても納得しない場合は抗菌薬を処方する」と答えた。
 ポリファーマシーとは、処方された多種類の薬を服用しているために、かえって不健康な状態に陥っている状況を指す。 2つ以上の慢性疾患を有する高齢者では、平均6剤以上の処方が行われている。
 残薬によって、年間100億円の薬剤費が無駄になっている。
 後発医薬品の割合をアメリカ並みの90%程度まで普及させることができれば、医療費を7%削減できる。
 オプジーボの日本での価格が73万円に据え置かれている間に、イギリスでは15万円、アメリカでは30万円にまで引き下げられた。ここに、薬価がすぐには下がらない日本の制度の問題が垣間見える。
 日本の製薬会社が作った日本でしか売られていない薬はたくさんある。それらの中には効果が疑わしい薬も少なくない。
 日本の外来受診回数が特に多いのは、フリーアクセスという制度の結果。イギリスなど他の先進国の多くはゲートキーパー(かかりつけ医、家庭医)。
 日本は人口当たりの医師数はやや少ないにもかかわらず、病院数・病床数は多く、平均在院日数は長い。病院が介護の役割も担っているため。
 日本は医療を必要とする高齢者が増えて、相対的に医師の手が足りなくなっている。 病院の数の多さと配置の非効率性も医師不足感の一因。


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難しいことは嫌いでズボラでも株で儲け続けるたった1つの方法 [読書メモ2018]

『難しいことは嫌いでズボラでも株で儲け続けるたった1つの方法』 藤本誠之 2017/06

難しいことは嫌いでズボラでも株で儲け続けるたった1つの方法

著者は証券アナリスト。 「株は社長で選べ」という本。

 たった1つの方法とは・・「株は社長で選べ」です!
 当てはまりやすい条件は、時価総額が500億円に届かないくらいまで。社長の行動や決定が、会社の経営に大きく影響する。 さらに社長の影響が出やすいのは、創業オーナー社長。 東証に上場して10年目くらいまでの会社に注目すること。こういった企業の多くが創業オーナー社長。
 オススメ社長の第1条件は、大きな夢を持ちつつも、小さな約束もコツコツとしっかり守ること。
 「自分の会社の株は安すぎる」と思っている社長がいい。
 個人投資家の一番有利なところは、休めるところ。
 証券会社などが主催するIRフェアに参加している企業は、優良企業である可能性が高い。
 時価総額が100億円未満の株は、個人投資家しか買っていないと思っていい。
 時価総額100億から300億円くらいの会社が1000億円になる局面が一番変化率も高いため、儲かる。
 アナリストリポートがない銘柄、これこそが個人投資家が狙うべきお宝銘柄となる。
 小さな市場で大きなシェアを持つ会社がよい。
 (1部へ)昇格意欲が高いのは不動産、造船など高額商品を扱う(借金をする)業種。 反対に決済がすぐ行われる飲食業などは、あまり借り入れが必要ないので、昇格にさほど意欲がない。
 忙しいビジネスマンは1週間-1ヶ月投資を狙え。
 基本は終値で下降トレンドになったと確認したら、翌日売るほうがいい。
 買った理由がなくなったら、売る。


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7月第1週に読んだ本(まとめ) [既読一覧]

『お客さんがホイホイ集まる法則』 竹内謙札 2018/03

『人はどうして疲れるのか』 渡辺俊男 2000/08

『「我慢する」がなくなる本』 和田秀樹 2016/06

『ぼくらは「生物学」のおかげで生きている』 金子康子 2016/01

『科学的に元気になる方法集めました』 堀田秀吾 2017/02

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お客さんがホイホイ集まる法則 [読書メモ2018]

『お客さんがホイホイ集まる法則』 竹内謙札 2018/03

200社に足を運んでわかった お客さんがホイホイ集まる法則

著者は経営コンサルタント。 客層を絞り込んだり発想の転換をしたりなど、いろいろな集客方法をまとめた本。

 山形県鶴岡市でヘアーサロンを営む三浦さんは店内の空きスペースを半個室状態にして、その場所を女性客を多く抱える会社や個人事業主(ネイルサロンやアロママッサージ、整体など)に無料提供することにした。 この事例から学ぶべきポイントは女性客を集めたければ女性客をつかんでいる商売と組んだほうが早いという点である。
 札幌市で精肉テナントを経営する(株)アイトマン。「土用の丑の日は、肉は売れない」が、いつの間にか社内の常識になっていた。同社取締役の盛岡さんは、豚肉を蒲焼にして土用の丑の日に販売してみた。蓋を開けてみれば、売上は前年の10倍になっていた。 この成功例から学ぶべきポイントは、常識を打ち破るためには行動力とスピードが必要ということ。
 批判(クレーム)に過敏に反応してしまうのは売上が低迷している企業に多い。無難なもの、平凡なものに着地しやすくなってしまう。そうなると、誰にも見向きされない無個性の商品を作り上げることになり、売れない悪循環が繰り返されることになる。
 店舗を構える際に一番重要なのは、立地ではなく、ターゲットの絞込み。 極論を言えば、良い立地を探すことよりも、悪い立地でもお客さんが集まるビジネスモデルを考えたほうが成功への近道となる。
 静岡県伊東市で宿泊業を始めた岸本さん。コンセプトは「金目鯛の宿」。 ネット上には旅行情報が溢れている。お客さんに宿の名前を思い出してもらうのは至難の業である。しかし「金目鯛の宿」のような常識を超えて絞り込んだコンセプトさえあれば、記憶の中から引き出しやすくなり、クチコミも広まる。
 お客さんが高いお金を支払っても買ってくれる商品は、「よそでは売っていない商品」。
 高知県土佐町で動物の飼育小屋(ペットハウス)を製造販売するKハウス。10万円以上する犬小屋が人気。その理由は防音。 この事例に学ぶべき点は、高く売れるものには必ず「お金では解決できない」という商品コンセプトが潜んでいるということである。


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人はどうして疲れるのか [読書メモ2018]

『人はどうして疲れるのか』 渡辺俊男 2000/08

人はどうして疲れるのか (ちくま新書)

著者は医学博士。お茶の水女子大などで生理学を担当。 疲れる仕組みや対策をまとめた本。

 疲労には確たる中枢がない。その症状は全身のいたるところに存在し、相互に関連を持ちながら、疲労感を生じさせる。疲労の正体を捉えたり、原因を究明することが難しいのはこのため。
 機械化によって労力は軽減されたにもかかわらず、疲労はますます広範囲になってきた。自らつくりだした環境が、人間自身の存在にそぐわなくなってきたとも言える。
 疲労を最小限になしうるものは、ただ完全な栄養摂取と、乳酸を有効に処理できる最大酸素摂取能の強化だけである。
 疲れは簡単に測ることはできない。近似的に測り得たとしても、そのデータと自覚的な疲労感とは、なかなか一致しない。 疲労は主観的なもの。
 身体的な疲労は、最初に随意筋を襲ってくる。したがって具体的な休息はこの筋肉を弛緩させることで得られる。
 疲労回復の原則は、使ってきた筋肉を休ませ、使わなかった筋肉を使って、血液循環をよくすること。 座業を続けてきた人は立って歩くことが疲労回復に有効。
 疲労時には血液中の血糖値が半分に低下する。疲れたときにはちょっとした甘味を補給するだけで元気が出る。
 臭覚は非常に疲労が速いので、トイレに入っても臭いを気にせず新聞を読んでいられるのだ。
 ひとたび慢性疲労に陥ると、自分でも不思議に思うほど疲れやすくなる。
 急性死(過労死)の直接の原因は、血液の循環障害。 過労死した人の死亡診断書に直接の死因として記載されるのは、急性心不全、くも膜下出血、心筋梗塞、脳梗塞。


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