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血管の病気 [読書メモ2019]

『血管の病気』 田辺達三 1999/12

血管の病気 (岩波新書)

著者はNTT東日本札幌病院長。 表題通りの本。

 どの動脈にもすすみ方の差はあっても動脈硬化は発生する。
 生活様式によっては年齢に関係なく動脈硬化が起こる。 50歳以上では3人に1人が動脈硬化にかかっているといわれる。
 血管が通常の直径よりも局所的に太くなることは、正常な血管では起こらない。血管がふくらむのは、中膜の構造に変化が起こるため。
 血栓、塞栓は、どの部位の動脈にも起こる。 発症後6-8時間以内に治療をすれば、後の障害を残さずに治すこともできる。
 血管壁に沈着するのは悪玉の低比重リポ蛋白(LDL)であり、これが動脈硬化の進行において主役を演じる。善玉と呼ばれる高比重リポ蛋白(HDL)は動脈硬化の進行をおさえる。
 動脈硬化を進行させる危険因子は、性別、年齢、高血圧、高脂血症、喫煙、肥満、糖尿病、痛風、ストレス、遺伝、運動不足、低HDL血症、性格などが挙げられる。
 これまでの報告では喫煙、高コレステロール血症、高血圧が動脈硬化の3大リスクファクター。
 男性に比べて女性は動脈硬化を起こしにくい。これは女性ホルモンの影響。
 心筋梗塞が発生するメカニズムは、動脈硬化の進展、血栓形成、壁内への出血、冠れん縮などのさまざまな理由で、急速に冠状動脈の内腔狭窄によって血流障害が起こるためである。
 最近の食生活にみられる食塩制限と脂肪摂取から脳出血は減少したが、動脈硬化の増加によって脳梗塞は起こりやすくなった。
 中高年者では、大動脈から手足の四肢動脈に動脈硬化がみられる。
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