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メタボも老化も腸内細菌に訊け! [読書メモ2019]

『メタボも老化も腸内細菌に訊け!』 小澤祥司 2019/01

メタボも老化も腸内細菌に訊け! (岩波科学ライブラリー)

著者は科学ライター。 様々な病気に腸内細菌が関係しているという本。

 腸内細菌と私たちとは、別々の生き物でありながら、単なる共生関係を超えて機能的に統合された共生総体(ホロビオント)といえる。 私たちの腸内細菌の一部は母乳を通じて母から子へと伝えられ、新生児期から乳児期にかけての代謝機能や免疫システムの発達にも、大きな役割を果たしているらしい。腸内細菌叢は、外部から侵入した病原体に対する防御機能も果たすし、その状態は私たちの体調や精神状態とも、不可分に関わり合っている。
 メタボリック・シンドローム患者が血管系の発作を発症しやすい原因は、動脈硬化。
 基本的には腸内細菌叢の多様性が高いほうが、太りにくく、内臓脂肪もつきにくい傾向がある。
 メタボリック・シンドロームにも、腸内細菌叢の乱れ=ディスバイオシスが関与している。
 食塩摂取が高血圧症をもたらすメカニズムは、実はまだよくわかっていない。 食塩の摂りすぎが腸内細菌叢に何らかの影響を与える。
 WHOは、BMI、果物・野菜摂取の少なさ、運動不足、喫煙、飲酒が癌発症のリスクを高めると警告している。 癌と肥満がリンクしていることはいまでは定説となっている。
 ヘルパーT細胞の機能劣化が、免疫老化に大きく関与している。
 加齢とともに生体内に老化細胞が蓄積していくと、炎症サイトカインの分泌が増え、全身に軽度の慢性的な炎症を引き起こしたり、癌化をもたらしたりする。これが「炎症老化」。
 運動は腸内細菌にも影響を与えている。
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