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歩けなくなるのがイヤならかかとを整えなさい [読書メモ2018]

『歩けなくなるのがイヤならかかとを整えなさい』 宮本晋次 2018/03

歩けなくなるのがイヤならかかとを整えなさい

著者は全身骨格矯正師。 かかとの歪みを正すための「かかとストレッチ」を教える本。

 かかとこそ、体の中心であり、全身の土台。ここが歪めば全身のバランスが崩れる。 土台をキチンと整えて立つ。これが健康で歩き続ける秘訣。
 健康で歩き続けるから、体の不調も遠ざかる。 体の健康を保てるから、ずっと自分の足で歩ける。
 普段履いている靴の底、そのかかとの減り方で歪みがわかる。 かかとの外側だけが減っている場合、がに股、猫背、O脚。 内側だけが減っている場合、内股、X脚や外反母趾。
 かかとの歪んだままのウォーキングは、やればやるほど逆効果。
 「かかとストレッチ」 ①アキレス腱、足裏をさすって温める ②凝り固まったかかとの関節をほぐす ③かかとを回して、正しい位置に ④お尻の筋肉をぐーっと伸ばす ⑤足首の屈伸で足の筋力低下を予防する。
 歩行困難な人は「1日6歩トレーニング」を行うだけでも、体は健康な状態に近づく。
 姿勢の悪さが原因となり自律神経の乱れが引き起こされる。
 「1日の歩数の目安は1万歩」などとよく耳にしますが、実際の歩数平均は男性約7000歩、女性約6000歩ほど。
 足の不調は基本的にかかとの歪みから生じる。

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12月第4週に読んだ本(まとめ) [既読一覧]

『世界に広めたい日本語大全』 齋藤孝 2018/11

『医師の不足と過剰』 桐野高明 2018/09

『あなたのキャリアをお金に変える!』 齋藤利勝 2018/06

『はじめての人のための3000円投資生活』 横山光昭 2016/07

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世界に広めたい日本語大全 [読書メモ2018]

『世界に広めたい日本語大全』 齋藤孝 2018/11

世界に広めたい日本語大全

著者は明治大学文学部教授。 英訳語と比べて日本語に含まれた価値観などを解説する本。

 「あっぱれ」の語源は「もののあわれ」と同じ「あわれ」だと言われる。「あわれ」は、かなしいとき使う言葉ですが、感動したときにも使われる。 漢字を当てると「天晴れ」ですが、漢字が先行したのではなく、「あっぱれ」という言葉に漢字を当てたのが「天晴れ」。 目上の人に対して「あっぱれ」は使わない。
 昔は宮殿などの建物や景色を「うるわしい」と言っていた。かつては、「立派」や「壮麗」という意味で「うるわしい」を使っていた。それから人間にも使われるようになり、立派な人、優れて美しい人を「うるわしい」と言うようになった。
 日本では「うつくしい」に「美」の字も当てるが、小さくてかわいいものが「うつくしい」で、立派で壮麗なものを「うるわしい」と呼ぶ区別があった。
 和英辞典で「恩返し」を引くと、repaymentという単語が最初に出てくる。日本的な感覚では、payという単語が入ってくることに、少々違和感がある。つまり英語的な考え方では、「恩」はどこかで相手から負った「債務」として考えられているように思われる。
 「かける」は、古くは鳥が空高く飛ぶことを「かける」と言い、それが中世になって陸上に移ってきたのだという。「天翔(か)ける」というように「翔」の字を当てることの方が本来の使い方だった。
 「かなし」には「いとおしい」という意味合いもある。英語で言えばsadとlovelyのまったく両極端な意味がある。これは、対象物から激しく心が揺さぶられる様子をまとめて「かなし」の一言で言い表したからではないかと考えられている。
 「気」は中国の道教から来た言葉。天地に満ちたエネルギーのこと。「元気」は「気」のおおもと。「元気ですか?」とは「あなたの気の具合はどうですか?」という問いかけ。
 「根性」は英語でguts。gutsには「腸」「内蔵」「はらわた」といった意味があり、体の内側から力を絞り出すようなイメージ。
 「さまよう」は行き先や方向性を見失った状態。「さすらう」は基本的に、一つの場所にとどまることなく移動し続けること。

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医師の不足と過剰 [読書メモ2018]

『医師の不足と過剰』 桐野高明 2018/09

医師の不足と過剰: 医療格差を医師の数から考える

著者は佐賀県医療センター好生館理事長。 現在は医師不足だが人口減少で将来は医師過剰になるという本。

 結局のところ、必要十分な医師数の予測を正確に行うことは、将来の社会がどのようなものとなるのかについて予測できなければ、可能とはならない。つまり、予測不可能の問題について回答を考え出さなければならない。
 規制を加える場合においても、加えない場合においても、それぞれの利害得失がある。規制をかけて制御すれば、必要な場合に充分な医師数が得られないというリスクがある。 一方で規制を緩和して医師の養成を自由な制度に委ねた場合には、通常医師過剰問題が起きる。
 医師は最短で24歳、大部分は26歳までに医学部を卒業して、国家試験に合格し、医師としての職業生活をはじめる。 平均して70歳を過ぎたころに現役を引退する。
 1959年、厚生大臣の諮問を受けて、医療保障委員は「近い将来わが国は世界でも有数な医師の多い国にとなる」と答申した。 1960年代に入ると、医療需要の大幅な増加が明瞭となり、厚生省は医師不足論に180度転換、文部省は医学部の定員数を少しずつ増大させた。 1970年代には「1県1医大構想」が推進され、79年に実現した。70年から81年までの期間に、医学部の定員は4380人から8360人に膨らんだ。 80年に入ると、今度は一転して医師過剰を訴える論調が強くなる。84年になって、入学定員の削減が図られるようになった。 2008年に再び医師養成数が拡大されるまでの約30年間、養成数7625人でほぼ固定された状態が継続した。
 2004年に初期臨床研修制度が導入された。 潜在的に進んでいた医師不足問題が、これによって顕在化した。 比較的大きな基幹病院に医師が集中していく一方で、地域医療を支えている150床以下の病院には深刻な医師不足が持続していた。
 地域医療に従事する意思のある学生を別枠で募集する「地域枠」制度は2008年から導入された。
 人口減少社会のわが国においては、2030年ころを境に医療需要が減少する。 どこかで過剰問題が発生することは、ほぼ確実。
 医師の総数が(実際には)単調に増加してきたのに対して、医師が足りない、あるいは過剰になりそうだという世論はその時期によって大きくことなっていた。医師が不足しているという声が大きくなった時期は、医療の需要が急速に拡大した時期。
 徳島県の人口10万人あたりの医師数は303.3人で、京都、東京に次いで第3位。しかし、医師は徳島市を中心とする東部地域に2/3が集中。東部地域以外は医師不足で悩んでいる。

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あなたのキャリアをお金に変える! [読書メモ2018]

『あなたのキャリアをお金に変える!』 齋藤利勝 2018/06

あなたのキャリアをお金に変える!  「顧問」という新しい働き方

著者はプロフェッショナル顧問協会代表理事。 現在の「顧問」は従来のものとは違う実務的なものであるという本。

 顧問とは個人が実務経験を通して得た知見をあらゆる企業の課題解決に活かせる、とてもやりがいのある仕事。
 ここ数年で拡がっている新しい顧問は、単なる「顔役」ではなく、企業の問題解決にあたるエキスパート。従来型の顧問と区別して、実務顧問とも呼ばれる。 海外での「インディペンデント・コントラクター」に当たる職業。アメリカのインディペンデント・コントラクターは1000万人近いと言われる。
 新しい顧問に求められているのは、高いスキルを持ちビジネスの現場を熟知していること。
 顧問はコンサルタントよりも、より深く直接的に企業の事業に参画する。コンサルタントの仕事は、調査と助言が中心。
 特に中小企業やベンチャー企業は、社員を採用したりコンサルタントを入れるより、実務能力が高く経験豊富なミドル世代やシニア世代を顧問として迎えたほうが、早期かつ効率的に課題が解決できる。
 この状況に目をつけたのが派遣会社。急成長してきたのが「顧問派遣事業」。現在では20社以上。
 企業が顧問派遣会社に支払う金額の平均的な相場は、月2回の出勤で1ヶ月30-40万円。 顧問と派遣会社との分配は、折半(5:5)の会社もあれば、顧問が3、派遣会社が7の割合の場合もある。
 顧問は複数社と契約することが可能で、取り分が「3」だとしても、5社契約すれば月45-60万円。

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はじめての人のための3000円投資生活 [読書メモ2018]

『はじめての人のための3000円投資生活』 横山光昭 2016/07

はじめての人のための3000円投資生活

著者は家計再生コンサルタント。 小額で投資を始める方法をおすすめする本。

 この本でおすすめする投資方法は、きわめてシンプル。「月々3000円で投資をスタートし、バランス型の投資信託を買う」だけ。
 「3000円」という額は、初めて投資をする方が、おそらくあまり怖さを感じずに投資にまわせる金額。
 3000円投資生活は、「貯金をしながら、同時に投資も行なう」というもの。 3000円投資生活は、あくまでも「きっかけ」。
 「必要以上に情報を集めたり悩んだりせず、まずはやってみる」 それが一番大事。
 3000円投資生活であれば、最初に購入する金融商品を決めてしまえば、あとはほったらかしで大丈夫。 面倒くさがり屋な人、忙しい人、投資をした事がない人、判断力がないという人、損をするのが怖い人。そんな人ほど、ローリスク・ローリターンで手間がかからない3000円投資生活に向いている。
 バランス型投資信託でおすすめは、「世界経済インデックスファンド」(三井住友トラスト)、「eMAXISバランス8資産均等型」(三菱UFJ国際投信)。
 インデックスファンドのおすすめは、国内株式:ニッセイTOPIXインデックスファンド、外国株式:ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント)。
 インデックスファンドは、日本株式、外国株式、日本債券、外国債券をそれぞれ1つづつは買う。
 インデックスファンドに投資をするということは、「日本や世界の、今後の経済成長に賭ける」こと。
 目的・目標額をはっきりさせることでモチベーションが上がる。
 投資は「手間をかけない」方が成功する。
 絶対にお金を減らしたくないなら、「(日本)国債」を買うべき。 金融機関の「おすすめ商品」は、絶対に買ってはいけない。 賃貸不動産経営の成功率は、たったの1%。 一度の失敗ですべてを失ってしまうのが、株やFX。
 「ゲームに参加しないリスクは、参加するリスクよりもはるかに大きい」ウォーレン・バフェット。

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12月第3週に読んだ本(まとめ) [既読一覧]

『ヒトはなぜ病み、老いるのか』 若原正己 2017/07

『行動経済学』 ミシェル・バデリー 2018/09

『生老死の進化』 高木由臣 2018/11

『「人工知能」前夜』 杉本舞 2018/11

『家族信託の教科書 第2版』 島田雄左 2017/09

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ヒトはなぜ病み、老いるのか [読書メモ2018]

『ヒトはなぜ病み、老いるのか』 若原正己 2017/07

ヒトはなぜ病み、老いるのか―寿命の生物学

著者は2007年に北海道大学を定年退職。 主に病理的に寿命の仕組みを解説する本。

 生活習慣病で一番恐ろしいのは糖尿病だろう。日本の人口の約7%が糖尿病という報告がある。 (進化の結果)血糖を上げるためのホルモンは何種類も発達しているが、血糖を下げるホルモンはインスリンの1種類しかない。 飽食の時代にふさわしく血糖値を下げるしくみが複数できてくればよいが、それに対する方法が追いつかずに糖尿病になってしまうのだ。
 霊長類の類人猿になると、尿酸回路の遺伝子の一部は「偽遺伝子(働かない遺伝子)」となってしまった。だからヒトの尿酸値は高くなり、場合によっては痛風になる。 尿酸酸化酵素の一部の遺伝子が働かなくなったのは、尿酸に強い抗酸化作用があるからだと考えられる。痛風の原因となる尿酸が生じる代わりに、尿酸の抗酸化作用によってヒトは長寿命になっていったのだ。
 ヒトは通年生殖が始まったことによって精子を毎日作り出すための細胞分裂の遺伝子が多くなり、その結果ヒトにはガンが多くなった、というのが最近の説。
 ガンの発症は遺伝子と大いに関係している。ある特定の遺伝子に異常が生じればガンになる確率が高いことがはっきりしてきた。
 免疫システムには自然免疫と獲得免疫があるが、ガン細胞と闘うのは進化的に最も古い免疫系である自然免疫だ。異物を発見して食細胞が食べてしまうのが基本的な役割だ。ヒトの体内では平均して1日数千個のガン細胞が出現しているという。
 ヒトの細胞には30億塩基対という膨大なDNAがあり、細胞分裂のたびに複製される。10時間くらいで30億を複製するので、単純計算によれば1秒間に10万個の塩基対を複製するから、どうしても間違いは起こる。平均すると10の7乗塩基対に1個はミスするという。
 体重あたりの酸素消費量が多い動物ほど寿命が短い。 高濃度の酸素が原因で寿命が短くなるのは間違いない。 ヒトの健康寿命はカロリー制限すると長くなると言われているが、実はヒトの場合実験はできないので簡単にはいかない。

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行動経済学 [読書メモ2018]

『行動経済学』 ミシェル・バデリー 2018/09

〔エッセンシャル版〕行動経済学

著者は南オーストラリア大学選択研究所教授。 行動経済学の全体を俯瞰した入門書。

 伝統的な経済学者が合理性の限界を認めようとしないのに対し、行動経済学者は人間をとことん合理的な生き物とは考えない。むしろ合理的意思決定の限界に注目する。 サイモンは限定合理性という概念を提唱した。意思決定にはさまざまな制約があるという考え方だ。 バーノン・L・スミスは環境合理性を提唱した。 行動経済学者は合理性に対して多様な見方をする。
 ハーディング(群れを作る)現象は2種類の要因によって引き起こされる。規範的要因と情報的要因だ。 たいていの人は集団に適応し、他の人々と同じ行動をとろうとする。 情報的要因とは、他者の行動から学習することを指している。
 ハーディングによって人々が群集の行動にひきずられ、個人の持つ有用な情報が看過されるようになると、それは他の人々にとっても不利益となる。これをハーディングの負の外部性という。
 ハーディング現象に対する一つの解釈は、それは迅速な意思決定のための手段なのだ、というものだ。それをヒューリスティクスと呼ぶ。 ヒューリスティクスは時間がかからず便利で、たいていはそれで十分うまくいく。その反面、系統的な行動バイアスを引き起こすという弊害もある。
 ハーディングはヒューリスティクスのほんの一例に過ぎない。 カーネマンとトベルスキーは利用可能性、代表性、アンカリングと調整という3つの主なヒューリスティクスと、関連する行動バイアスを研究した。
 代表性ヒューリスティクスとは、既存の固定観念による類推で、もっともらしい関連性・結論を導くというもの。
 プロスペクト理論は将来のリスク見通しに関するもの。 確実な結果を提示されると選択に歪みが生じ、追加リスクと引き換えに高い報酬を得られる選択肢を避けるようになる。
 大方の経済学者は、時間選好(気の短さ)は個人レベルで見れば安定していると考える。これが時間整合性。
 行動学的公共政策は、人々を効率的で生産的な意思決定に向けてナッジ(そっと押す、誘導する)することで、日々の意思決定を変えることを目指す。 ナッジの多くはデフォルト・オプションを操作することを基本としている。驚くほど多くの人がデフォルト・オプションをそのまま選ぶ。

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生老死の進化 [読書メモ2018]

『生老死の進化』 高木由臣 2018/11

生老死の進化: 生物の「寿命」はなぜ生まれたか (学術選書)

著者は奈良女子大学名誉教授。 「老」と「死」がどのような仕組みで、進化とどう関係しているかを解説する本。

 卵や精子は卵巣や精巣「で」つくられるのであって、卵巣や精巣「が」つくるものではない。卵や精子をつくるのは始原生殖細胞。
 iPS細胞は老人の体細胞からもつくることができる。老化細胞でも解除可能な程度に分裂・分化多能性という性質に抑制がかかっている状態だ、ということを教えてくれる。
 遺伝暗号表はほぼ全生物に共通。なぜ遺伝暗号表の「多様化」が起こらなかったのか、この疑問は現代生物学の未解決の大問題の一つ。
 細胞は細胞からつくられる。細胞のつながり方には、細胞分裂の継続である無性生殖と、細胞分裂の継続が減数分裂と細胞融合で中断される有性生殖という2通りの様式がある。
 ゾウリムシのオートガミー(自家生殖)は一見多様性をもたらさない仕組みにみえるが、潜在性突然変異遺伝子を表現型として引き出す絶妙の仕組みだった。
 原始地球に出現した最初の細胞世界は、グリシン・アラニン・アスパラギン酸・バリンからなる[GADV]タンパク質が「擬似複製」される世界であった、というのが『GADV仮説』。
 哺乳類で単為生殖が起こらないのは、ゲノム・インプリンティングと呼ばれる「メチル化による転写抑制」が働いているため。
 ”老死”は進化の歴史で誕生したのであって、普遍的な現象ではない。 世の中にはバクテリアをはじめ原生生物のアメーバや無脊椎動物のプラナリアなど、「老化・死・寿命」といった概念とは無縁と思える生物が少なくない。 原核生物はすべて単細胞で寿命がない。20億年前に出現した真核生物において「寿命あり」が登場し、多細胞の動物に至って「寿命なし」が少数派になってきた。
 様々な研究者により、「テロメアの短縮」は老化過程を象徴するマーカーにはならないことが報告されてきた。
 受精卵が無性生殖(細胞分裂)を繰り返しながら、ジャーム(生殖系細胞)とソーマ(体細胞系細胞)に分岐し、ソーマに分裂限界としての寿命が生じるが、これは分裂能の「抑制」であって「喪失」でないことは、ガン化が無限の分裂能をもたらすことからも明らかである。
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