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孤独は男の勲章だ [読書メモ2019]

『孤独は男の勲章だ』 志賀貢 2018/10

孤独は男の勲章だ

著者は医学博士、作家。 高齢者(特に男性)がどのように生きたらいいかをアドバイスする本。

 孤独化の傾向は、日本だけではなく、むしろ世界的な現象。 イギリスの内閣は、2018年1月、孤独を専門に担当する「孤独担当相」というポストを設けることを決定。 イギリスでは調査の結果、日常生活の中で900万人以上の人が孤独を感じることが多いと発表。人口の約14%。 この孤独化現象は人類の歴史上からも逃れられない現象。
 男100歳まで輝く極意:①生涯現役を目指せ ②年金暮らしに甘んじるな ③好奇心を失うな ④生涯学習を目指せ ⑤笑えばがんは逃げる ⑥友とは死ぬまで付き合え ⑦人の絆を大切に ⑧ふるさとに帰れ
 まず食を豊かにすること。食が十分でなければ、頭も体も正常にはたらかない。 肉が重要で、中でも牛肉をしっかり食べること。それと大豆製品を忘れずに食べること。 とっておきの情報として、毎日の食事にサバの料理を取り入れること。
 日本食の中心でもあるお米を摂取することが食事の基本。 脳が正常にはたらくためのカロリーを補給するには、身近なところにあるお米が一番手っ取り早い。
 卵は1日2個。 残り物はすべて味噌汁へ。 味付けには酢を使え。
 3つの長生きの条件:①三食をしっかり食べること ②何があってもくよくよしないこと ③いくつになっても色気を失わないこと。

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50歳からの時間の使いかた [読書メモ2019]

『50歳からの時間の使いかた』 弘兼憲史 2018/09

50歳からの時間の使い方

著者は漫画家。 50歳からは、自分に優しく生きましょうという本。

 今も高齢者の再就職難はあります。その最大の原因は、自分が何をしたいのか明確になっていない人が多いことだと言われています。
 仕事がら目は大事にしてきましたが、やはり70歳になると疲労が激しくなります。 目が疲れたなと感じたら、目玉をグルグル回す眼球運動をしたり、窓のところへ行って、遠くの樹々を見たら近くの看板を見るというフォーカストレーニングをしたり、温かい濡れタオルと冷たいタオルを交互に目にのせて血行を回復させたりする程度です。 タマネギを刻んでわざと涙を流すという荒治療もやるのですが、これがけっこう疲労回復に効くんですね。
 自立した生活を続けるために必要なもの。それが「自律」。自分にルールを課すことです。
 親は最後まで自立して生き抜くべきだ、僕はそう考えています。その代わり、子どもに財産を残す必要もなく、できれば死ぬときに、自分のおカネがちょうどなくなるように帳尻を合わせればいいでしょう。
 人間の脳は1度に複数のことを考えたり、複数の感情を整理するのが苦手なんです。  ストレスとの付き合い方を簡単に言うと、ストレスを軽減するためには、気持ちよいことや楽しいことをすればいいということなのです。
 不安になるということは、願望や理想のハードルが高すぎるということです。
 65歳からはどうしたらいいか。それを50代のうちに考えましょうよ、というのが僕の提案。
 50代でやっておいたほうがいいことのひとつが、「料理」。
 土曜日と日曜日を家でゴロゴロするのではなく、身体に大きな負担をかけない軽い運動をしたほうが、疲労回復効果が大きい。
 目の疲れが顕著になってきたと感じたら、できれば2-3日、無理だったら1日でもいいので、情報とLEDをシャットアウトした時間を過してみてください。

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プレ・シンギュラリティ [読書メモ2019]

『プレ・シンギュラリティ』 齋藤元章 2017/01

『エクサスケールの衝撃』抜粋版  プレ・シンギュラリティ  人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る

著者は研究開発系シリアルアントレプレナー。 プレ・シンギュラリティで社会がどのように変化するかを解説(予測)する本。

 世界の先進国は現在、こぞって「京」の10倍となる100ペタフロップス級の演算性能を持ったスーパーコンピューターの開発を急いでいる。しかしその実は、我が国を含めて世界中が先を競って1000ペタ、すなわち1エクサフロップス級の性能を持ったスパコンの開発を進めているといわれている。
 エクサスケール・コンピューティングは、これまで我々人類が体験したコンピューティングがもたらした恩恵とは完全に次元の異なるもの、むしろ革命と呼ぶにふさわしいほどの社会変革をもたらすものとして、議論されている。
 その「エクサスケールの衝撃」は、おそらく絶対的であり、人類の歴史を永遠に変えるだけのものになり得るため、その変革をどの「国」が最初になし得るのかが、極めて重要となる。
 プレ・シンギュラリティは早ければ10年、遅くとも20年のうちに確実にその萌芽を見ることになる。
 プレ・シンギュラリティの変革によりエネルギー問題から解放され、衣食住に関する問題がすべて解決され、生活必需品のすべては、事実上無料で入手可能となる。
 「生活のために働く必要がない社会」が到来し、貨幣経済は急激に縮小して、その基本的な役割を終える。 「老化」からも解放され、我々は2つの”ふろう”、すなわち「不労」と「不老」をほぼ同時に手にする。
 我々の直近40年間に起こった社会の変化は、これまでの人類25万年史すべてを大きく上回るものであった。 今後の40年間に起こる変化は、直近の40年間に起こった変化の10倍や100倍の規模ではなく、数百万倍の規模で起こったとしてもおかしくない。
 レイ・カーツワイル氏によれば、シンギュラリティが到来する時期は2045年頃。 プレ・シンギュラリティは、筆者が考えるところ2030年頃である。
 スパコンの性能向上は、10年で1000倍、20年では100万倍、30年では10億倍。
 自然環境下でも、東南アジアでは、コメの2期作、3期作は当たり前に行なわれており、オーストラリアの一部では小規模ながら4期作が行なわれている。実験段階ではあるものの、植物工場で最適な条件を作り出すと、コメの場合は12期作も十分に可能であるという。コメが毎月収穫できてしまうのだ。
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大前研一 世界の潮流2018〜2019 [読書メモ2019]

『大前研一 世界の潮流2018〜2019』 大前研一 2018/04

大前研一 世界の潮流2018〜19 ―日本と世界の経済・政治・産業

著者は元マッキンゼーのコンサルタント。 2018-19年の世界動向を予測する本。

 「低欲望社会」。もっともこれは日本独特の現象だった。ところが、ここにきてアメリカやヨーロッパにも同じような傾向がみられるようになってきた。2017年あたりを境に、世界中が低欲望社会に向かい始めた。
 このままいけば日本は、スペインやポルトガルと同じように、今後400年間衰退し続けることになる。 日本は外国人頭脳労働者の招聘や活用には、ほとんど力を入れていない。 日本はどう転んでも衰退から逃れられない。
 世界の運用資産は、合計100兆ドルを超えている。2025年には145兆ドルと、世界のGDPの約2倍にまで膨らむ。今後も世界各国はお金を刷り続ける。ただし、日英米独のような完全雇用がほぼ達成されている国では、景気浮揚効果は期待できない。
 中国のeコマースは年々拡大を続けていて、いまでは年間500兆円という日本のGDPに匹敵する額の売買が、ネットを通じて行なわれている。そのため、中国の地方自治体はどこも、ショッピングモールを建設するために借りた金の返済で首が回らなくなっている。
 ここまできてしまったのだから、この際(日本の)国債が暴落し、デフォルトしてハイパーインフレが起こったほうが、誰も責任を問われずに済むというのが彼ら(財務省)の本音だろう。
 今後日本はお金も家も土地もあふれ出てくる。それなのに、これはチャンスだと新しい事業を起こしたりする人がほとんど出てこないのは、低欲望社会だからである。
 同一労働同一賃金が成り立つのは閉鎖国家だけ。現在の日本でこれを実施したら、日本の労働者の賃金はベトナムと同じになってしまう。
 日本の労働生産性は、先進国で最低クラス。ギリシャをも下回っている。

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1月第4週に読んだ本(まとめ) [既読一覧]

『デイトレードの基本と原則』 アンドリュー・アジズ 2018/11

『大人の「運動音痴」がみるみるよくなる本』 深代千之 2012/04

『パチンコとパスカルの意外な関係』 柳谷晃 2002/04

『働く女子と罪悪感』 浜田敬子 2018/11

『一流の投資家は「世界史」で儲ける』 塚口直史 2018/08

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デイトレードの基本と原則 [読書メモ2019]

『デイトレードの基本と原則』 アンドリュー・アジズ 2018/11

デイトレードの基本と原則 ――戦略、資金管理、規律、心理を学ぶための総合ガイドブック (ウィザードブックシリーズ)

著者は金融トレーダー。ベア・ブル・トレーダース社長。 タイトル通りの本。

 なぜほとんどの人がデイトレードで失敗するのだろうか。一番の理由は多くの人がデイトレードを真剣な仕事として見ていないことだと思う。 素人は、マーケットでのトレードに短期的なギャンブルのスリルを求めて失敗する。
 現在使われているさまざまな高頻度プログラムのなかで、最も影響力の低いものの1つが「新安値で買う」プログラムだ。 高頻度トレーダーの失敗としてよく知られている例が2008年9月のケース。 高頻度プログラムには注意をしなければならないが、恐れる必要はない。 マーケットは常に変化しているし、全ての変数をプログラムに組み込むことは不可能。
 最高のトレードだけを執行し、あとは見送る。
 NY時間の9時30分にマーケットが開いてから11時30分ごろまでが、出来高が最も多い時間帯で、ボラティリティも最も高い。トレードに最も適した時間帯。
 良いトレーダーは、損益レシオが2対1未満のトレードはすべきではない。
 デイトレードの仕事は株の売買ではなく、リスクの管理である。 リスクの絶対的な最高額は、トレード口座の残高の2%(1トレードあたり)。
 インプレー銘柄(デイトレードに適した銘柄)とは、新しいニュースがある銘柄、プレマーケットで2%を超える上昇や下落した銘柄、プレマーケットでいつもとは違う動きをした銘柄、日中に重要な水準を付け、それを利用できる銘柄。
 利益を上げているトレーダーは、たいてい1日に2-3回しかトレードをしない。
 ホットキーは、自動的に注文を出せるように、キーボードに設定した特定の組み合わせのキーのことである。プロのトレーダーは、ホットキーを仕掛けにも、手仕舞いにも使っている。ホットキーを適切に使うことが、勝敗を分けることも多い。 デイトレードでは、ホットキーを使いこなせるようにならなければ、安定的に利益を上げることはできない。

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大人の「運動音痴」がみるみるよくなる本 [読書メモ2019]

『大人の「運動音痴」がみるみるよくなる本』 深代千之 2012/04

大人の「運動音痴」がみるみるよくなる本

著者は東京大学大学院教授。 いくつになっても、運動はうまくなることができるという本。

 「運動ができない=運動音痴」という説は、誤った定説。 運動神経とは誰にでも備わっているもので、運動神経がいい悪いというのも俗説。
 世間一般でいう広義の「運動神経」とは実は「運動能力」のこと。 生まれたときから優れた運動能力を持っている人などいない。 何度も練習してカラダ(つまり脳)がおぼえたからこそうまく動ける。つまり「運動ができる・できない」の差は後天的な要因(練習するか・しないか)によるもの。
 練習を続ければ、誰でも、どんなスポーツでも、必ずできるようになる。
 小学校の体育の授業で練習し続けても上達しなかった子供の能力に問題があるわけではなく、教え方に問題がある。
 巧みな動作を生み出す6つの要素: ①状況把握能力 ②(手足の)ポジショニング能力 ③グレーディング能力(力を適切な強さに調節) ④タイミング能力 ⑤素早さ ⑥持続性。
 下手な人のほうがエネルギー消費が大きい。余分な筋肉が動いている。
 「トレーニング」は体力的な訓練、「練習」は、うまくなる、できるようになる「技術系」の訓練。
 練習して一度カラダでおぼえた運動パターンは脳に永久保存される。 つまり、何かを習得する場合には、「1回できるまではやり続ける」ことが大事。
 運動も算数と同じ、積み重ね式で上達する。
 ある程度動きの感覚を身に付けたら、イメージ練習を取り入れるのも効果的。 大事なことは、とにかく最良のパフォーマンスだけを思い描くこと、そして失敗することは絶対に考えないこと。

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パチンコとパスカルの意外な関係 [読書メモ2019]

『パチンコとパスカルの意外な関係』 柳谷晃 2002/04

パチンコとパスカルの意外な関係―世の中みんな数学でできていた!? (チャートBOOKS)

著者は早稲田大学高等学院数学科教諭。 数学に関するトリビアなどを紹介する本。

 正多面体(全ての頂点に、同数の合同な正多角形の面が集まっている凸多面体)には5種類しかない。 正4面体、正6面体、正8面体、正12面体、正20面体。
 多面体について、頂点の数をV、辺の数をE、面の数をFとすると、 V-E+F=2  サッカーボールで確かめると、32-90+60=2。
 ここ10年間で、デリバティブ損失の20%は、現実と合わない数学モデルによるもの。 金融工学は、基本的に確率微分方程式で予測する。 かなり多くのパラメータを入れる必要がある。パラメータの変化によって、モデル自体の性質が変わってしまうこともある。
 隣接した領域を異なった色でぬりとき、分ける「どんな地図でも4色で間に合うのか?」というのが4色問題。 5色で平面地図はぬり分けられることは証明されている。 コンピュータは1936個の標準的なグラフは、いずれも4色でぬり分けられることを計算した。しかし、コンピュータを使わない証明はまだ完成されていない。 4色問題で使われるのがグラフ理論。

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働く女子と罪悪感 [読書メモ2019]

『働く女子と罪悪感』 浜田敬子 2018/11

働く女子と罪悪感: 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる (単行本)

著者は朝日新聞、AERA編集長を経てビジネスインサイダージャパン編集長。 約30年働き続けてきた著者が見た女性労働環境問題についての本。

 私はAERA12人目の編集長、そして初めての女性編集長となった。 だが、社外でプロフィールを紹介される時に、ことさらその肩書きを強調されると、身の置き場がないような感覚になった。「女性初」というタイトルにこそ周囲は価値を置いているのでは、といたたまれないような気がしていた。
 我ながら身勝手な感覚だとは思う。AERAでは、「女性初」の記事はマスト記事。 私たち自身が「初もの」に価値を置いてきた。
 均等法施行から30年経って働き方改革がバズワードになり、女性が働き続けられない大きな要因として、長時間労働という職場環境が大きいということはやっと認識されてきた。だが、その問題はすでに1990年代から出ていた。
 日本の大手と言われる企業ほど、年功序列的な(理不尽な)下積み必要論は今でも幅を利かせている。 本質的に考えて、理屈に合わないこと、無駄なことは変えていかないと、優秀な人材はどんどん逃げてしまうだろう。
 「過剰な配慮」が女性の可能性を狭めていることを、男性、特に男性管理職には知ってほしい。 「女性だから無理でしょ」「危ないでしょ」と決めつけずに、本人の意思をまず尋ねてほしいと思う。
 女性たち自身が「管理職を望んでいない」という問題もまた大きい。 私も含め、多くの働く女性たちを取材して感じているのが、女性たちには地位への執着がない、ということだ。出世したい、どうしても管理職になりたいという思いがない。というよりもむしろ少しでも長く現場にいたい、現場の仕事が好き、という人が少なくない。
 女性たちが管理職になりたがらない理由、それはひとえに自身のなさだ。それも自分を過小に評価しすぎていると感じる。その自身のなさはどこから来るのか。一番大きいのは経験の種類と総量の少なさ。
 女性は若い時はそこまで責任を負わされなかったり、叱られなかったり、さらには育休や時短制度などで、多くの経験をしにくい構造に置かれている。
 おそらく均等法世代で仕事を続けている女性たちは非常に稀有で、親や夫をフル稼働させないと仕事を続けられなかった。そこに罪悪感の入る余地はなかった。 これまで「子どもは母親が育てた方がいい」と考えて退職していた人たちまで働き続けられるようになった。だからこそ、罪悪感を抱く層が広がったとも言える。

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一流の投資家は「世界史」で儲ける [読書メモ2019]

『一流の投資家は「世界史」で儲ける』 塚口直史 2018/08
 
一流の投資家は「世界史」で儲ける

著者はグローバルマクロ戦略ファンドマネージャー。 歴史は繰り返す。世界を俯瞰して見ながら投資しなさいという本。

 お金というものの信用価値は、紙幣の発行者のモラルに依存している。 投資という観点で考えたとき、中央銀行の独立性を担保できる法律を持っている国の金融商品に投資することは有益。
 トランプ大統領が進めている保護主義は、「グローバル化」から「脱グローバル化」への転換をもたらすもの。
 「グローバル化」「国家主権」「民主主義」の3つを同時に追求することは不可能。
 グローバル化が行き詰まりを見せた現在では、対話こそが唯一の方法。 じっくり時間をかけて、国民が納得する形でグローバル化を進めるしかない。
 景気循環の4つの波:キチンの波4年、ジュグラーの波10年、クズネッツの波20年、コンドラチェフの波50年。
 下落(相場)には2つのタイプがある。「ビッグショート」と「ショートホール」。 ビッグショートはバブル崩壊やリーマンショックなど。 ショートホールは株価指数が1割などそれなりに下落するもの。
 お奨めするのは、「VIX(恐怖指数)」を投資対象としてポートフォリオに組み込むこと。
 多くの人がパニックになって思考停止になっている、または投げ売り状態になっているときにこそ、勇気を出して買い向かうべき。
 資産バブルの崩壊が発生していればビッグショート、それ以外の下落状況はショートホール。
 リーマンショックという名前は日本だけで、世界的にはThe Global Financial Crisis。
 国民の合意がなければハイパーインフレは起きない。独裁者を生み出すほどの幅広い国民の合意は、中央銀行に通貨の増発をさせやすくする。
 米国債バブルが崩れたときの負のインパクトにどう対処するかが目下の国際金融市場が直面する最大の課題。

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