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新編 前立腺肥大症と前立腺がん [読書メモ2019]

『新編 前立腺肥大症と前立腺がん』 新妻雅治 2006/06

新編 前立腺肥大症と前立腺がん―安全で確実な自分に合った治療法を選択するために

著者は泌尿器科専門医。 前立腺肥大と前立腺がんについて症状や治療法を解説する本。

 前立腺がんは、米国では男性に起こるがんのうち最も頻度が高いがん。
 初期の前立腺がんの自覚症状は、これといった特徴がないので、早期に発見・治療するには、PSA検査(血液検査)などを定期的に受けることが大切。
 前立腺肥大症の治療では、TURF(経尿道的前立腺切除術)がゴールドスタンダード(最善の方法)。
 50歳を過ぎてからの「オシッコがスムーズに出ない」「オシッコが近い」といった排尿障害の原因は、ほとんどが前立腺肥大。 50歳以上の男性の3-4人に1人は前立腺肥大。
 前立腺肥大は自然に治る病気ではない。放置しておくと、少しずつ症状は進行する。
 前立腺肥大は良性の腫瘍。 前立腺肥大症が前立腺がんに移行することはない。
 人間は60歳を過ぎるころから抗利尿ホルモンの分泌が少なくなり、オシッコを濃縮する力が弱まり、夜間でもオシッコをたくさんつくってしまう。これが年をとって夜のオシッコの量が多くなる理由。 夜間に1回くらいトイレに起きるのは自然現象。 夜間に2回以上は「夜間頻尿」が考えられる。
 PSA値は、前立腺肥大症や前立腺炎があるときにも増加する。
 前立腺がんは、男性ホルモンが減少する60歳代になると急激に増える。 前立腺がんはホルモン依存性がん。 治療は、男性ホルモンを遮断するホルモン療法が基本。
 前立腺がんが進行すると、周囲の組織に浸潤し、リンパ節や骨に転移することが多いため、死亡率の高いがんの一つ。
 前立腺がんの潜在がんが臨床がんになるまでには30-40年。 進行の遅いがん。
 前立腺がんの原因: ①人種 ②食生活 ③遺伝 ④肥満 ⑤年齢。
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