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鳥はなぜ鳴く? ホーホケキョの科学 [読書メモ2019]

『鳥はなぜ鳴く? ホーホケキョの科学』 松田道生 2019/05
鳥はなぜ鳴く? ホーホケキョの科学 (世界をカエル)

著者は日本野鳥の会理事。 鳥の鳴き声に関するトリビア(知識・雑学)などをまとめた本。

 鳥ほどよく鳴く生き物はいない。
 鳥の鳴き声は、大きく分けると「さえずり」と「地鳴き」の2種類。さえずりの代表的な例が、ウグイスの「ホーホケキョ」という鳴き声。
 ウグイスは、日本列島とその周辺だけで見られる鳥。世界的には分布のせまい鳥だが、日本の中では北海道から沖縄まで広く分布している。
 ウグイスの全長はスズメとだいたい同じ、オス16.2cm、メス13.4cm。
 さえずりは、生物学では「オスがメスを呼ぶ、あるいは求愛、加えてなわばり宣言の意味がある鳴き方」と定義。 ところで「ウグイス嬢」といえば女性ですが、鳥のウグイスではメスはさえずらない。
 野鳥たちは夜明け前の暗いうちにさえずり、明るくなると鳴きやむ習性。 理由:声を遠くまで届けられる。 暗いうちは天敵に見つかりにくい。
 ウグイスは比較的寝坊な鳥。藪の中でさえずり、天敵に身体をさらすことがないからかもしれない。
 森(藪)では、すき間をすり抜ける高い声が有利。開けた場所で遠くまで伝わるのは低い声。
 親鳥の声を聞かずに育った子供は、鳴けない。
 北のほうのウグイスは「ホーホケチョ」と鳴く。 小笠原のウグイスの鳴き声は「ギーチョン」。
 平安時代、ウグイスの声を当時は「ウウウクヒ」と聞いていて、これに鳥の名前の後ろにつける語「ス(カラスなど)」をつけてウグイスという名前になったという説がある。
 日光では、シカのせいで藪がなくなりウグイスが減った。 
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